Posted by 安奈 - 2012.05.31,Thu
明日(明後日?)自分的ビッグニュースが本始動するのにいてもたってもいられない!
手元に本がないけど記憶を頼りに語りたいと思います。
眉村卓 司政官 全短編
創元の紹介に飛びます
東京創元社ありがとう・・・復刊本当にありがとう・・・
ここが出してくれなかったら、私はきっと一生この一冊に会えないままでした。
(余りにも取り留めがないので一旦反転。整理して書かないとやっぱだめだね・・・)
SFというジャンルがあります。
連想するのは未来とか宇宙とか時間旅行とか、そういった科学の力が関与する世界観だと思います。
現に今の私もそうです。
SFは、そういった科学の力に興味がある人が読む分野だと思っていました。
ブラッドベリやディック辺りを古典の括りで読んだりもしていましたが、私楽しみ方全然分かってなかった!
SFに対する目を開かせてくれた一冊、それが司政官です。眉村センセイアイラビュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
概要は端折ります。
司政官制度の発足から年代順に短編が収録されています。
実を言うと「長い暁」が最初の話なんですが、短編といえど200p近く(以上?)あって、慣れない時に一度挫折しています。
作中の年代ではなく、発表順(これも巻末に載ってます)に読むのが易いかもしれません。
私が好きなのは「長い暁」「炎と花びら」「はるかなる真昼」
「長い暁」
盛り上がると一気でした。一冊読み終わった後に更に面白く感じる話でもあります。
(司政官制度発足直後の内容ですが、書かれたのはこの本の中では一番最後になるのでその辺りも関係しているのかもしれません)
植民惑星を統治する為に開発されたSQというロボットがいるのですが、それの第一号機が出てきます。
進化していくと据え置きのスーパーコンピューターになっちゃうんですが、この頃はまだ動きます。
司政官ヤトウの後に付き従ってまだまだ冷遇される己の役割を粛々とこなしつつ学習するんだよ萌えーーーー!!!!
長い暁のハイライトはこのSQの超性能なんですが、その伏線に当たる様々なヤトウとの会話が非常に愛らしい。コミカルで楽しい。人間と機械の漫才なんです。
この漫才、全編通して生真面目な司政官たちと、融通の効かないロボットとのやり取りなのでずっと続くといえば続くんですが、
特に微妙にアクションしててコミカルなこの話では全体的にほのぼの最後ちょっとホラー風味でなんとも複雑な魅力に満ちています。そしてこのSQ歌います。
SQの話しかしてないけどいいんです。これSQ紹介の話みたいなものだから。
でもヤトウは数多の司政官の中でもちょっとニヒルな感じがして軽くて好きです。ちょっと被害妄想気味なところもあるかもしれない。境遇考えれば仕方ない。
「炎と花びら」
ロマンス!司政官が異星人に恋をした!でも相手植物!繁殖できない!!
身も蓋もないけどこういう話です。
融通が効かないSQ。出し抜いて逢引に行く司政官クロベ。心を閉ざす愛しい繁み(やらしい意味じゃない)
茶化して書くとこんな感じですが、苦いけれど瑞々しい恋の話です。
クロベの前に現れる恋人(名前忘れました・・・ラウラだったかな・・・)の姿の描写の美しさは圧巻。
地球連邦軍人(連邦だったっけ?)カルガイスト一世も登場。
自分としては純文の括りにも含めたい位心理描写が美しい話です。一番好きなお話です。
眉村先生もちょっと心理描写に傾倒しすぎたかも的な事あとがきで仰ってました。マユムラセンセーロマンチストー//////////
(あとがき↑のリンクから飛べます)
「遥かなる真昼」
ガンダダー!!!!!ガンダダーかっこいいー!!!!!!!
泥の中に住む異星人ガンダダ(だったと思う)と司政官オキ(だったよね)の友情ではないけどお互いに利を重ねて惑星統治合理化を進める様子が!
熱い!!!!!!!!!!
どんでん返しもそれに至る問題山積もそもそも入植者自体の問題も孕みながら、惑星の統治に必死に取り組む司政官という存在が、価値観に革命を起こそうとするガンダダがかっこよすぎて目頭熱くなります。
まったく取り留めのない記事になっちゃったけど風呂って寝ないとだめだから今日はこれまで。
紹介にもなってないね・・・多少発散はできたから良かった
手元に本がないけど記憶を頼りに語りたいと思います。
眉村卓 司政官 全短編
創元の紹介に飛びます
東京創元社ありがとう・・・復刊本当にありがとう・・・
ここが出してくれなかったら、私はきっと一生この一冊に会えないままでした。
(余りにも取り留めがないので一旦反転。整理して書かないとやっぱだめだね・・・)
SFというジャンルがあります。
連想するのは未来とか宇宙とか時間旅行とか、そういった科学の力が関与する世界観だと思います。
現に今の私もそうです。
SFは、そういった科学の力に興味がある人が読む分野だと思っていました。
ブラッドベリやディック辺りを古典の括りで読んだりもしていましたが、私楽しみ方全然分かってなかった!
SFに対する目を開かせてくれた一冊、それが司政官です。眉村センセイアイラビュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
概要は端折ります。
司政官制度の発足から年代順に短編が収録されています。
実を言うと「長い暁」が最初の話なんですが、短編といえど200p近く(以上?)あって、慣れない時に一度挫折しています。
作中の年代ではなく、発表順(これも巻末に載ってます)に読むのが易いかもしれません。
私が好きなのは「長い暁」「炎と花びら」「はるかなる真昼」
「長い暁」
盛り上がると一気でした。一冊読み終わった後に更に面白く感じる話でもあります。
(司政官制度発足直後の内容ですが、書かれたのはこの本の中では一番最後になるのでその辺りも関係しているのかもしれません)
植民惑星を統治する為に開発されたSQというロボットがいるのですが、それの第一号機が出てきます。
進化していくと据え置きのスーパーコンピューターになっちゃうんですが、この頃はまだ動きます。
司政官ヤトウの後に付き従ってまだまだ冷遇される己の役割を粛々とこなしつつ学習するんだよ萌えーーーー!!!!
長い暁のハイライトはこのSQの超性能なんですが、その伏線に当たる様々なヤトウとの会話が非常に愛らしい。コミカルで楽しい。人間と機械の漫才なんです。
この漫才、全編通して生真面目な司政官たちと、融通の効かないロボットとのやり取りなのでずっと続くといえば続くんですが、
特に微妙にアクションしててコミカルなこの話では全体的にほのぼの最後ちょっとホラー風味でなんとも複雑な魅力に満ちています。そしてこのSQ歌います。
SQの話しかしてないけどいいんです。これSQ紹介の話みたいなものだから。
でもヤトウは数多の司政官の中でもちょっとニヒルな感じがして軽くて好きです。ちょっと被害妄想気味なところもあるかもしれない。境遇考えれば仕方ない。
「炎と花びら」
ロマンス!司政官が異星人に恋をした!でも相手植物!繁殖できない!!
身も蓋もないけどこういう話です。
融通が効かないSQ。出し抜いて逢引に行く司政官クロベ。心を閉ざす愛しい繁み(やらしい意味じゃない)
茶化して書くとこんな感じですが、苦いけれど瑞々しい恋の話です。
クロベの前に現れる恋人(名前忘れました・・・ラウラだったかな・・・)の姿の描写の美しさは圧巻。
地球連邦軍人(連邦だったっけ?)カルガイスト一世も登場。
自分としては純文の括りにも含めたい位心理描写が美しい話です。一番好きなお話です。
眉村先生もちょっと心理描写に傾倒しすぎたかも的な事あとがきで仰ってました。マユムラセンセーロマンチストー//////////
(あとがき↑のリンクから飛べます)
「遥かなる真昼」
ガンダダー!!!!!ガンダダーかっこいいー!!!!!!!
泥の中に住む異星人ガンダダ(だったと思う)と司政官オキ(だったよね)の友情ではないけどお互いに利を重ねて惑星統治合理化を進める様子が!
熱い!!!!!!!!!!
どんでん返しもそれに至る問題山積もそもそも入植者自体の問題も孕みながら、惑星の統治に必死に取り組む司政官という存在が、価値観に革命を起こそうとするガンダダがかっこよすぎて目頭熱くなります。
まったく取り留めのない記事になっちゃったけど風呂って寝ないとだめだから今日はこれまで。
紹介にもなってないね・・・多少発散はできたから良かった
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Posted by 安奈 - 2008.02.21,Thu
萌えの光りが届かない現実の国に行っていました。
コンクリートで覆われた不毛の地でした。
お、俺は負けん・・!俺は負けんぞおおおおおおお・・・・!!!
一週間で二回も東京に行く羽目になったよーーーー!
交通費で財布が空っぽです。今5円しか入ってない。小学生か!
でも12日に神凪さんシカマルさん遊さんに遊んで貰いましたvvエヘvv
冬コミに行けなかったのがほんっっとに寂しかったので物凄いテンション上がりました。楽しかったー!
こんなところですが、改めてありがとうございました!!荒みきった心のオアシス!春コミでもお話してやって下さいー!
しかし実際問題原稿が危ない。
使う分バイトの量も増えてるからけっこうシャレになんないです。
でも昨日今日と2連休!嬉しい!すっごい久しぶりです。4をやりこみたいけど我慢がまーん
あと移動中に「深夜プラス1」を読みました。面白かったよー!
超!冒険小説!!ハードボイルドワンダーランド!カントンかっこいーーー!
武器や車は詳しくないんですが、小物が出てくる度描写が凄くかっこよくてドキドキします!
後半のロールスロイス・ファントム2が出てくるところなんて演出が最高すぎる!
後半って言えば、250ページを越えた辺りから俄然盛り上がりました。
登場人物も皆魅力的でした。元特殊工作員の主人公に昔分かれた彼女、依頼主の実業家とその愛人の美女がいてガンマンがいて謎の老人と最後の黒幕!
こうして見ると絵に描いたみたいだ!(笑
いいなー小説1の同人誌でこういうの出ないかなー
でももしギルバが女だったら、まさしく!って感じだよね。
過去を隠す主人公と密かに命を狙うその相棒・・・ってあれ?別に女じゃなくてもそのまんまだった。
気を取り直そう。米国ハードボイルドにはゴージャスなおっぱいが必要なんだ。
基本主人公と美女は最後に結ばれるもんだから、ギルバ(ゴージャスOPPAI)は魔界を裏切らぎる事になるんだよね。ムン様は怒ってギルバ(ゴージャス略)の服を引き裂いて部下にイヤンな目に遭わせようとするんだよね。ここで破れた下着姿(スリップの破れ具合が良い感じに乳首を隠してる)のギルバ(ゴー略)のアップだよね!!そこへ鳴り響く銃声!ジャックポット!我らがトニー・レッドグレイブの登場だー!!!
何かいつも本に描いてるネタと同じようなのになってしまった。おかしいなあ。
コンクリートで覆われた不毛の地でした。
お、俺は負けん・・!俺は負けんぞおおおおおおお・・・・!!!
一週間で二回も東京に行く羽目になったよーーーー!
交通費で財布が空っぽです。今5円しか入ってない。小学生か!
でも12日に神凪さんシカマルさん遊さんに遊んで貰いましたvvエヘvv
冬コミに行けなかったのがほんっっとに寂しかったので物凄いテンション上がりました。楽しかったー!
こんなところですが、改めてありがとうございました!!荒みきった心のオアシス!春コミでもお話してやって下さいー!
しかし実際問題原稿が危ない。
使う分バイトの量も増えてるからけっこうシャレになんないです。
でも昨日今日と2連休!嬉しい!すっごい久しぶりです。4をやりこみたいけど我慢がまーん
あと移動中に「深夜プラス1」を読みました。面白かったよー!
超!冒険小説!!ハードボイルドワンダーランド!カントンかっこいーーー!
武器や車は詳しくないんですが、小物が出てくる度描写が凄くかっこよくてドキドキします!
後半のロールスロイス・ファントム2が出てくるところなんて演出が最高すぎる!
後半って言えば、250ページを越えた辺りから俄然盛り上がりました。
登場人物も皆魅力的でした。元特殊工作員の主人公に昔分かれた彼女、依頼主の実業家とその愛人の美女がいてガンマンがいて謎の老人と最後の黒幕!
こうして見ると絵に描いたみたいだ!(笑
いいなー小説1の同人誌でこういうの出ないかなー
でももしギルバが女だったら、まさしく!って感じだよね。
過去を隠す主人公と密かに命を狙うその相棒・・・ってあれ?別に女じゃなくてもそのまんまだった。
気を取り直そう。米国ハードボイルドにはゴージャスなおっぱいが必要なんだ。
基本主人公と美女は最後に結ばれるもんだから、ギルバ(ゴージャスOPPAI)は魔界を裏切らぎる事になるんだよね。ムン様は怒ってギルバ(ゴージャス略)の服を引き裂いて部下にイヤンな目に遭わせようとするんだよね。ここで破れた下着姿(スリップの破れ具合が良い感じに乳首を隠してる)のギルバ(ゴー略)のアップだよね!!そこへ鳴り響く銃声!ジャックポット!我らがトニー・レッドグレイブの登場だー!!!
何かいつも本に描いてるネタと同じようなのになってしまった。おかしいなあ。
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