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Posted by - 2024.10.10,Thu
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Posted by 安奈 - 2007.01.31,Wed

31日までにお問い合わせ頂いた分のメールは返信完了致しました。
郵送にてお申し込み頂いた分は近日中に発送致します。
ご利用ありがとうございました!



以下メルフォお返事です。遅くなってしまって申し訳ありません・・・

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Posted by 安奈 - 2007.01.29,Mon

アラームが鳴っている。緩やかに覚醒しながら手元のタッチパネルに触れた。小さな電子音と共に管制塔との通信が始まる。ノイズが酷いのはこのポッドが破棄寸前のオンボロだからだ。
管制官は手短に軌道を告げ、一方的に通信は途切れた。合理的だ。つまりは収容されているものに意識があるかを確認するためのやり取りにすぎない。応答が無い場合、彼のような下っ端兵はそのまま「ゴミ箱」へ誘導される。
コールドスリープは速やかに解かれる。長方形の窓から白い惑星が見えた。それは地表を隈なく覆う城壁の色だ。
近づくにつれ丸みを帯びた建造物のシルエットと米粒のような人影が見えた。申し訳程度に生えた樹木は貧相な葉を伸ばしている。見慣れた眼下の風景を苦々しく思う。ここはオレの星じゃない。
帰還信号を受けて着地予定地点がぱっくりと黒い穴を開けた。
あとは自動制御だ。次にくる筈の衝撃にカカロットは身構えた。

「ひでえ目に遭った」
ひび割れた装甲を兄に投げつける。ラディッツは慣れた様子でそれを受け止め振り向きもせずクロークを開けた。戦闘力は自分より上なのに甲斐甲斐しく世話を焼くのはいつもラディッツの役目だった。カカロットに限ってではない。同胞全てに対してのその様子に苛立っているものがいる事に彼は気付かない。
「あんな数値の高い奴いるなんて聞いてねえぞ。あんたはともかくなんでターレスとかが行かなかったんだよ」
「たかが知れてるだろう。あの程度の星、制圧できないでどうする」
バタンと乱暴に扉を閉め、真新しい戦闘服を突き出した。
「いいか、お前はサイヤ人なんだぞ。いい加減その自覚を持て」
「持ってるさ。オレだってもっと強くなりてえよ」
なのにちっとも強くなんねえ。口を尖らせながらやはりボロボロのアンダーウェアを脱ぎ捨てる。まとめてダストシュート行きだなとラディッツが呟いた。埃っぽさと生臭さに顔を顰めている。あの星の住人の血は酷い臭いだった。
バスルームに入ると兄の叱責が追ってきた。ちなみに今回は五日のオーバーワークだ。それには耳を塞いでコックを捻る。ざっと流れた水に掻き消されて後の言葉は聞こえなかった。

カカロットはサイヤ人の中で一番弱い。五人しかいないため優劣は簡単に評価できた。
惑星べジータは小惑星との衝突で消滅し、故郷を離れていた彼らだけが生き残った。今は名目上の同盟であったフリーザ軍へ帰属している。名目上、というのは実質支配を受けていたためだ。拠り所をなくし、当時も手足となって働いていた事実からごく自然な流れで現在に至る。
カカロットは所謂星送りの子供で、地球という小さな星を制圧し、一年後惑星べジータの爆発跡地付近でフリーザ軍の宇宙船に発見され、収容された。身柄を引き受けた兄のラディッツは開口一番「何て弱さだ」と項垂れた。
当時の事はことある毎に引き合いに出される。おまえ、あの時俺がどんな気持ちで王子のとこに行ったかわかるか!こいつぜったい殺される、下手したら俺まで殺されると思ったんだぞ!
生き残りに王族がいた。幼少の頃からの高い戦闘力を買われ、フリーザの手元に預けられたべジータ。
彼は強さだけの尺度を持っていた。弱いものには目もくれない。よって、カカロットはあしらわれた。
戦士の身体をした少年は片目にあてがわれたスカウターの数値に舌打ちし、言葉も掛けずに踵を返した。
ラディッツは長い安堵の溜息をこぼし、隣にいたナッパが笑った。坊主、命拾いしたな。
その後、ターレスが合流し、サイヤ人はフリーザ軍の最前線で働き続けていた―――表面的には。

「いつになったらまともな戦闘力になるんだ、えぇ?」
べジータの手の中でスカウターが軋んだ。
帰還したカカロットの戦闘数値を測るのは半ば恒例となっている。見事なほど、伸びない。
「なぜだ!」
死に掛けるのも珍しくないのに!言われてカカロットは後頭部を掻いた。
決して訓練を怠っているわけではない、むしろ戦いに関しては人一倍勤勉だと言っていい。彼はいつも純粋に戦いを楽しむ。
それでもようやく兄の戦闘力に近づいた程度だった。
「オレもなんでこんなよわっちいままのか分かんねえんだよな」
「考えろ、異常だ。サイヤ人としておかしいと言ってるんだ」
今にも掴みかかりそうな勢いでべジータが吼え、バチンと彼の背後で空気が爆ぜた。
衝撃で歪んだ金属製のパイプを一瞥してからナッパがカカロットに何とも言えない視線を投げる。
「まさか純血じゃなかった、なんてオチはねえだろうな」
呟いた一言にべジータの眉尻が跳ね上がった。










猛 省 。


深い森で迷っていたとダンテが言ってた気がする。もうどう言い訳したらいいかわかんない。気の迷いには違いない。
だからこういう雰囲気(?)のおはなしがよみてーんだよー誰かー誰かー!
(一個だけ。人参の一人称が「オラ」じゃないのは悟空じゃなくて人参だから)



Posted by 安奈 - 2007.01.28,Sun
加藤彩のサイン会に行ってきました。すげー線。すげー色!細部細部!


間違えて昔のブログに送ってしまったorz




Posted by 安奈 - 2007.01.25,Thu

通販始めました。宜しければご利用下さい。


峠は越えたぜ。またしても危なかったぜ。原因はレポートやりながらドラゴンボールZ見ちゃったせいなんだぜ!

18.png


はじけてまざれ!やっぱりおもしろすぎるDB!レンタル出てくれてほんと嬉しいー!(二年前は無かった)(当時友達と割り勘してDVDBOX買おうとかそんな話もしていた)(今も欲しいが)
今セル編前半です。王子が18号に腕折られました。この二人が戦ってるとこは画面がかわいくてすっげ顔がにやけます。未来少年(トランクス)が初恋でした。少数派ではないと思ってる。
セル編は人造人間とかタイムマシンとか完全体とか未来チックなキーワードに一々ときめく。歴史が変わってどういう事だ!?みたいなZ戦士のあわてふためき具合もかわいい。セルのホラー要素(脱皮とか未確認生物ぶりとかぶっさして体液吸収とか)はリアルタイム時すっげー怖かった。あと悟空が病気になっちゃうのは今も変な感じがします。
あとなーべジータとブルマがなー!!原作より絡みが多くてもうな!もう!
サイヤ人襲来編から間接的に色々あってやっとなれそめっていうこの遠回りっぷりがたまらない。この後も相当遠回りだけど(笑)
それにしてもDBの女性陣はほんっとたくましいな!旦那がいなくなろうが地球が滅びそうになろうが子供をちゃんと育てられる彼女らは輝いてる。チチは偉い!ブルマも偉い!

しかし私は腐女子なので、当然色々邪推とかこじつけとか妄想とかしたくて堪らないんだけど、
罪 悪 感 に 負 け る 。
悟空とチチとかベジータとブルマとかクリリンと18号の事でも物凄い後ろめたい気持ちになる・・・ラブラブ☆ハイスクールライフな悟飯とビーデルでさえ厳しい。
でも悟空とべジータには萌えてしまう。これが萌えずにいられるかコノヤロー王子のあの片思いっぷり(失礼)にときめかずにいられるかー
べジータのあの固執は恋に似てるよ。でもプラトニックなんだよ。ストイックなんだよ。心だけが向いてるんだよ。しかも悟空は絶対に手に入らないんだよ。でも全宇宙で二人きりなんだよーあああ
て言うより、悟空が誰のものでもないんだよね。みんなの悟空なんだけど、ほんとは誰の悟空でもない。悟空は努力・友情・勝利の幻なんだもんな
おっと危ねえ。毒電波が出てしまった。

べジータと何かしら起こるとしたら悟空じゃなくてカカロットだと思う。
ちっちゃい頃に頭打たずにさ、凶暴なサイヤ人のままで人類滅ぼして帰還して、残った同胞とべジータを王に据えて打倒フリーザを目指す半ばで何かのきっかけで超サイヤ人に目覚めたりする
そんな大河パロディを私は読みたい。物凄い読みたい。どなたかオンでもオフでもご存知の方いらっしゃいませんか・・・?
邪道だとは分かってる。


あとさ、悟空とダンテってちょっと似てると思う。性格がとか外見がとかじゃないんだけど。

 


Posted by 安奈 - 2007.01.15,Mon
通販は1月下旬か2月に入ってからになりそうです。
1月半ばとか言ってたのにすみません…


メールありがとうございます!
またお返事伸びてしまいそうですがトニギルの感想とか頂けてすっごく嬉しい!


ではドキドキ!レポート大☆作☆戦~今度こそ事務ボックスに突っ込むぜ~を決行してきます。
タイトル(?)くらいノリノリだっていいじゃないか…


でもちゃっかりインテには行ってきました。
あれだ。息抜きだって大事だ。



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